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男もすなる日記といふものを女もしてみむとしてするなり。
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『土佐日記』は紀貫之(きのつらゆき)が土佐守としての任期を終え、京都にもどってくるまで55日間の旅(主に船旅)を描いた平安時代中期の日記文学です。
その帰京の旅を、紀貫之のそばに仕えた女性…おそらく侍女の立場から、描きます。笑いあり、涙あり、なかなか人間くさい、道中記です。
本製品は、「土佐日記」の全文を原文と現代語訳で朗読した音声ファイル(mp3)と、テキスト(pdf)をおさめたcd-romです。
※音楽用cdではありませんので、ご注意ください。音楽用cdではなく、パソコン用データcd-romです。再生するにはパソコンが必要です。
音声は「原文のみ」「現代語訳のみ」「原文と現代語訳を交互に読んだもの」三種類がありますので、必要に応じてお聴きください。
またテキストpdfにも音声ファイルへのリンクを埋め込んでありますので、テキストを読みながら音声を聴くのにも、便利です。
スマートフォンに音声を転送して聴くことも可能です。ただし転送する際にパソコンが必要になります。スマートフォンのみでは転送できませんので、ご注意ください。